海老名市 S様邸 外壁塗装工事 15年の歳月をへて再びご依頼いただきました!

海老名市のS様より、15年の歳月をへて再びご依頼いただきました!

S様邸は私が15年前に外壁の塗装をさせていただいたお家です。
思えば当時私はまだ、30歳でした。
その時ながらに、一生懸命施工させていただいたことを
とてもなつかしく感じながら、お家を拝見させていただきました。
IMG_0978
鉄部などに錆びはでているものの、外壁自体はさほどチョーキングもなく
パッと見は比較的綺麗状態です。
ただ、細かく見ていくとやはり、15年という歳月は長く
それなりに、塗膜劣化も見られました。
IMG_1654

大きなクラック(ひび割れ)はほとんど無かったのですが、
このようなヘアークラック(髪の毛ほどの太さのひび割れ)が多々見られました。

この程度のひび割れでしたら、直接の雨漏りなどの心配はほとんど
ありませんが、これ以上大きくならないように、今回はこのヘアークラック対策を重視し、
前回は平塗り(ウールローラー工法)だったのですが、
今回は厚塗り(多孔質ローラー工法)での施工方法をとることにいたしました。

高圧洗浄

それでは高圧洗浄を行いましょう!

IMG_1584
薄い苔がついていましたので、少しガン機を近づけながら
丁寧に除去していきます。
IMG_1585 IMG_1586
網戸や、サッシのレールなども洗浄します。
結構綺麗になるものなんですね。
IMG_1587 IMG_1588
ついでに、土間や門柱も洗っていきましょう。
綺麗になりますね・・・
ちょとしたサービスなのですが、お客様は非常に喜んでいただいております。

養生作業

外壁を塗装する際の養生作業をしていきます。

IMG_1655
窓枠を養生していきます。
ここで一つ私のこだわりをご紹介させていただきます。

窓枠を養生する際、通常の方法ですと窓を塞いでしまうことが多いのですが、
私はお客様のストレスを少しでも、無くしたいと考え

私は雨戸が動くよう一枚一枚雨戸を養生いたします
これが少々手間の掛かる作業なのですが、こうすることで窓が常に開閉できるようになります。

IMG_1653 IMG_1652
玄関廻りや床廻りもしっかりと養生いたしましょう。

塗装に於いてこの養生作業というのは、本当に大切な作業で、
この手間を惜しむと、廻りを汚したり窓枠を汚したりしてしまいます。

私はよく思うのですが、素人の人とプロとの違いは、まずこの養生に大きな差があるものと思います。
ここに手間を掛ける大切さが分かっているので、手間を惜しまずしっかりと養生することが出来るのです。

クラック(ひび割れ)補修

外壁のクラックを補修していきましょう!

まずは、ヘアークラックの補修をしていきます。

IMG_1646

プライマーを塗布した後、シーリング剤を刷り込んでいきます。
しっかりと刷り込みながら、廻りもぼかしていかないと、ミミズバレのような跡になってしまうので
根気よく行ないます。

少し大きなクラックを補修していきましょう!

IMG_1636
このように少し大きなひびがありました。
前回はなかったひびなので、地震などで新しく入ったひびだと思います。

それほど大きくはないので、ヘアークラックの時のように、すり込みでも
大丈夫かとは思うのですが、念のためVカット工法を施しましょう!

IMG_1638
このようにVカットして、ひび割れを広げます。
シーリングプライマーを塗布していきます。

あえてひび割れを広げることでシーリングの接地面を増やすとともに
より奥のほうまで、シーリング材を注入できるようになります。

ただ、問題はそのあとの処理ですね。
出来るだけこの跡を残さないようにしていくかが、
技術となります。

IMG_1641 IMG_1642
シーリングを注入していきます。
出来るだけ奥のほうまで注入したいので、ゆっくりと圧力をかけながら
注入していきます。

IMG_1650 IMG_1651
後日シーリングが乾いたころを見計らって、別の材料で表面を平らに均していきます。
写真のように刷毛を使って廻りと調和させていくことも非常に大切です。

このままでは、まっ平になってしまうので、
廻りの模様とパターン合わせをしていきます。

IMG_1665
吹きつけで合わせる方法もあるのですが、吹きつけだとどうしても吹き面積が大きくなってしまい
かえって目立ってしまうことになることがあるので、ここはやはり手作業(いのは流)
やりたいと思います。

廻りから見ると「お前ふざけてんのか?」と思われそうな作業なのですが、
私はいたって真剣です。
この方法が一番小さく廻りと調和させる方法なのです。

IMG_1677
こんな感じです。
写真で見ていただいても分かるとおり、ひび割れ補修の部分のみ!
パターンが付いているのが分かります。

吹きつけですとこのパターンがとても大きく広がってしまうのです。

塗装後の状態
IMG_1636 IMG_1775
           補修前                         補修後

綺麗になりましたね。

外壁塗装

それでは外壁塗装に入ります。

今回のS様邸はより外壁を保護するため、
平塗り工法(ウールローラー使用)ではなく、厚塗り工法(マスチックローラー使用)
で塗装いたしました。

下塗り

外壁をマスチック工法にて下塗していきます。

マスチックローラーの塗装は非常に技術のいるローラー工法です。
材料の粘度調整から手際の良さ、塗装ムラを見極める目 ローラー工法の基本の全てを
確実かつスピーディにこなしていかないと、ムラになってしまい残念な仕上がりになってしまうといった
とても難しい塗装方法です。

IMG_1433
まずはこのように材料を広げて撒きます

IMG_1434
全体に均一に均していきます。
ここでの状態が仕上げのパターンを左右します。

IMG_1436
あとは縦にならして整えます。
簡単そうでこれがなかなか難しいんですよね。

IMG_1697 IMG_1698
ウールローラー塗装                マスチックローラー塗装

写真で見ても塗膜の厚みが違うのがわかりますね。
材料も2~2.5倍ほど使うので単純に倍以上の厚みが付くわけです。

一日乾かして後日中塗りをしていきましょう!

中塗り

外壁の中塗りを行ないまししょう!

IMG_1703 IMG_1705
少なすぎず多すぎず、丁寧に塗布していきます。

外壁仕上げ

中塗り乾燥後仕上げを行ないます。

季節により乾燥時間は変わってくるので、状況に合わせ乾燥時間を確保します。
IMG_1724 IMG_1723
写真だとちょっと分かりづらいですね。

各種部分塗装を行ないます。

IMG_1727 IMG_1726

雨樋などをペーパーヤスリで目荒らしを行い塗装していきます。
塗装においてこの目荒らし作業は非常に大切なのでしっかりと行ないます。

IMG_1670

IMG_1682 IMG_1675
各種さび止めを塗布していきます。

IMG_1725
手作業にて塗料を調合し、素敵なブラウンを作ります。

私はこの色作りを非常に大切にしております。
色の見本帳などでは出せない色が本当にあるので、
その家にあったその家だけの色を常に意識して調色させていただいております。

ちょっとしたこだわりですね・・

部分塗装を行ないます。

IMG_1730 IMG_1728
IMG_1729
綺麗になりますね。

屋根塗装

下屋根がトタンなので、塗装したいと思います。

ベランダと下屋根の間が全然無く、見える部分しか塗装できないため、
今回は床を外して塗装することにしました。

IMG_1736
このような感じですね。

それでは外していきましょう!

IMG_1735 IMG_1734

IMG_1739 IMG_1738
なんとか外せました。
これだけ空いていれば大丈夫です。

IMG_1740 IMG_1741
空けてみたら水が流れるところにこんなに泥がたまっていましたので、
この際だから掃除しちゃいましょう。

IMG_1744
綺麗にケレンしていきましょう!

IMG_1745
ようやく綺麗になったところで、ブロアーで最終清掃をします。

IMG_1746 IMG_1747
錆びとめを塗布していきます。
IMG_1750
さび止め完了です。

IMG_1752
中塗りを塗装していきます。

IMG_1756
仕上げをして完了です。

これで10年は大丈夫でしょう!

IMG_1771
床をはめて完了です。

IMG_1770
このとおり奥までしっかり塗装できました。

IMG_1762
ベランダから下を覗くと丁度下屋根の雨樋の内側が見え
あまり綺麗ではなかったので、塗装しちゃいましょう。

IMG_1763
見栄えがよくなりましたね。
ほんのサービスですね。

これで本体の塗装はほぼ完了いたしました。

IMG_1731 IMG_1765
エアコンのドレンホースがだめになっていたので、
巻き直しちゃいましょう。
IMG_1766

IMG_1767
バンドも痛んでいたので新しく・・

IMG_1768
完了です。

以上で全塗装が完了いたしました。

IMG_0978

                       施工前の状態

IMG_1789

                        施工後

写真ですとあまり変わったのがわかりませんね。
でも実物はしっかり変わっておりますので大丈夫です。

しっかりと手を入れて施工してありますので、長持ちしてくれると思います。

15年間は少し長かったように思いますが、これでまた、10年は大丈夫でしょう。
また10年後、手を掛けられたらうれしいですね。

「いのは」の塗装は
お見積もりから施工まで、すべて店主の濱田(一級塗装技能士)が
行います。

すべて私が手掛けますので
お客様にはより安心した中で作業をすすめさせていただいております。

業者選びでお悩みの方は
ぜひ一度、「いのは」へお気軽にご相談くださいませ。

ご相談お見積もりはもちろん無料でございます。

お気軽なご連絡をお待ちいたしております。

IMG_1288
店主 濱田

外壁塗装・屋根塗装なら横浜市瀬谷区にある塗装工事専門店「いのは」へお任せ下さい。お客様との直接やり取りの完全自社施工による安心価格の塗装工事であなたのお家の悩みを解決いたします!

〒246-0038 横浜市瀬谷区宮沢165-45
電話番号:0120-933-371
営業時間:8:00~18:00(定休日:日曜)
https://www.inoha-web.com/