横浜市 瀬谷区 K様邸 外壁 屋根 塗装工事

 

 

横浜市瀬谷区のK様より外壁屋根塗装のご依頼をいただきました。

K様は今年8月に、インターネットを見てご依頼いただきました。
あっという間に時が過ぎ、いよいよ着工の日がやってまいりました。
季節はすでに秋となってしまいました。
お待たせいたしまして申し訳ございませんでした。

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落ち着つきのある洋風な感じの素敵なお家ですね。
さらに素敵なお家なるように・・・

写真だとそれほど痛みは感じませんが。
色々と見てみるとやはり痛みがでてきていることを実感できます。

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屋根の苔             外壁の苔               ひび割れ

屋根もかなりの苔がついていますね。おそらく既存の塗膜はほとんど劣化してなくなっていると思いますね。水を吸い放題吸ってしまうのでどんどんと劣化が進んでいってしまします。

外壁も同じく塗膜が完全に水吸っている状態ですね。

ひび割れに関してはそれほど大きなひび割れはありませんでしたね。

その他細かい部分も全体的に痛みがでていました。

足場架設です

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しっかりと足場を組みましょう。

メッシュ養生もしっかりと・・

近隣の方々にご迷惑をお掛けしないよう色々と気をつけていきましょう!

明日は高圧洗浄です。

高圧洗浄

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まずは屋根洗浄です。

いやーよく落ちますねぇ

黒くなっているところは苔とカビです。高圧で洗浄することで、このように綺麗に落ちていきます。

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外壁もこのとおり苔が落ちていきます。

サービスで駐車場の床も洗浄させていただきました。

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お隣様が近かったので、このようにブルーのシートを張らせていただきます。

こうすることで、お隣様にも不快な思いはさせません。

車もしっかり養生・・ですね。

 

思わぬ痛みを発見!

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足場を上ってひび割れをチェックしていたところ、思わぬことが発覚しました。

ひび割れを中心に塗膜剥離を起こしていました。

皮すきをあてると、塗膜が簡単に剥がれてしまいました。

既存のモルタルとの密着不良ですね。

このまま塗装しても、再び旧塗膜からの剥離が考えられるので、出来るだけ剥がせるところまで剥がしてみました。

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思いのほかかなり剥がれてしまいましたね。
これにはお客様も驚いていました。

この状態をどこまで綺麗にできるか?
最大限に知恵をしぼって
さあ、どうしたものか?・・・

それでは剥離部分の処理をしていきましょう。

まずは、剥離したところにカチオン型シーラーを塗布します。
剥離した部分は特に吸い込みが激しかったので2回ほど塗布しました。

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ひび割れたところを、少し削り取り(Vカット)
その後コーキング処理をしていきます。

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このまま塗装してしまうと確実に、外壁が剥がした模様だらけになってしまうので
剥離した部分とそうでない部分の段差を、なるべく無くすために
左官作業をいたしました。

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コテを使って扱きながら
周りを刷毛でぼかしていきます。

結構大変な作業なのですが、このぼかしをやるかやらないかで、確実に仕上がりが変わってきます。

ヨイショ ヨイショ・・

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あともう少し・・

がんばれ!

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どうにか終わりました。
これでどうにか、段差をカバー出来そうです。

「段差はしょうがないですから・・」と説明すればきっとお客様は理解してくれるでしょう。

しかし、出来る限りのことはしてあげたいと思うのです。
大変だったけど、必ず!やっただけのことはあるはずです。

パターン吹き

先日、左官補修したところに周りのパターン(リシン)と合わせるべく
補修吹きを行います。

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なるべく周囲と同化させるように、ぼかしながら吹いていきます。

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こんな感じですね。
右は近くで見たパターン(リシン)です。

ここまでやるのになんと・・4日も費やしました・・
でも、これでやっとひと安心です。

明日から通常の塗装に入れますね。

非常に手間の掛かる作業でしたが、
とても大事な作業だったので気合!を入れてがんばりました。  ・・です。

養生作業

本日より、いよいよ本体の養生作業です。

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窓枠等を養生していきます。

窓は塞いでしまった方が作業的には楽なのですが、私はなるべくこうして雨戸が開閉できるように
養生いたします。

出来るだけお客様のストレスを減らしたいからですね。

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床周りもこのように・・

また、植木関係はなるべく、ビニールで囲ってしまわないで、後ろ側を空けるようにします。
こうすることで通気をさせ、植木を枯らせないようにします。

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窓枠もしっかり養生しましょう。

 

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こうしたエアコンのカバーも外してしまいましょう。
これが結構手間掛かる作業なのですが、こだわりたいところです。
裏側がしっかり塗れますからね・・・

シーリング処理

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ひび割れ発見           プライマー塗布          シーリング完了

 

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こういったところも要注意です。

ベランダなどの笠木廻りは特にチェックする必要があります。

養生作業が終わりましたので、続いて軒天の塗装を行いました。

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外壁塗装
まずは下地調整剤(フィラー)塗装

いよいよ外壁の塗装を行います。
ここまで長かったですねぇ。

本来ならここまでの作業を5日目位には行えるのですが、今回は外壁の補修がかなり掛かってしまいましたので、本日で7日目です。

ここまでくれば後は塗るだけです。
基本をしっかり守って誠実に塗装することです。

必要以上に塗料を薄めたり、乾燥不十分の状態で塗り重ねたりせず、確実に塗装するだけのことです。
それでは下地のフィラーを塗布しましょう。

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フィラーが完了いたしました。
全面真っ白です。

それでは明日から中塗り~仕上げをしていきます。

 

中塗り塗装

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しっかり丁寧に・・ですね。
では、明日は仕上げを行います。

外壁仕上げ

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本日は外壁の仕上げを行いました。
中塗りをしっかり乾燥させた後、仕上げをしていきます。

写真だと光の具合で違った色に見えますね・・
二枚とも同じ色なんですよ。

今回の仕上げはリシン壁独特の質感を生かすため、つや消しの塗装を施しました。

落ち着きがあってかっこいいですよね。
完成写真が楽しみですね。

本日より屋根塗装に入ります。

快晴です。
K様邸の屋根からの景色です。
気持ちのいい秋晴れですね・・

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それでは作業開始です。

シーラー塗布

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二液性の材料は計りで分量を計測します。
主剤+硬化剤ですね。
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シーラーを塗布いたします。
たっぷりと素材に染み込ませることを意識します。

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透明なので写真だと分かりづらいかもしれませんが
上半分の色が濃くなっているのがわかります。
シーラーが塗装してあるところですね。

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          シーラー塗布前                            塗布後
シーラー完了
濡れたような感じになります。

シーラーが乾いたのを見計らってさび止めを塗ってまいりましょう。

さび止め塗布

とその前に、釘の頭をたたきましょう。

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それではさび止めを塗りましょう。

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棟押さえなどにさび止めを塗布していきます。
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天窓廻りもしっかりさび止めをします。

再びシーリング処理

 

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棟押さえの釘の頭とトタンの継ぎ目をシーリングします。

本来は継ぎ目などもトタンが内部で折り返されていて、
水が入らないようになっていますので、無くても平気といえば平気なんですが、
より安心ということでやらせていただいております。

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くぎの頭も本来は大丈夫なのですが、強風などでトタンがあおられて釘が浮いてきてしまうのを
少しでも防ぎたいので、あえてシールで止めさせていただいております。
実はこの作業、結構大変なんです。
何十箇所とありますから・・・

気がついたら夕暮れになっていました。
綺麗な夕暮れです。

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屋根にタスペーサーを挿入します。

 

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本来スレート瓦というものは、写真でいうところの縦の継ぎ目から水が入ったとしても
横の隙間から流れ出てくる仕組みになっています。

この横の隙間が塗装によって埋まってしまうと、水の逃げ道が無くなってしまい
逆流し雨漏りの原因となってしまいます。

では縦も全部塞いでしまえば?
と思いがちですが、そうすると今度は家の中の湿気などが抜けずよくありません。

そこでこの横の隙間を確保してあげるためにタスペーサーというクサビを挿入してあげます。
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挿入前                                     挿入後

これで安心!
隙間が確保されたのが確認できますね。

それでは中塗りに入りましょう。
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まずは、材料をつくりましょう。
デジタル計りで材料を混ぜ合わせます。
硬化剤+主剤+希釈材0~5%

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中塗りを入れていきます

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タスペーサーはこのように塗り固めてしまうので、外れることはありません。

中塗り完了です。
明日仕上げを行ないましょう!

屋根の仕上げを行います

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   仕上げ塗りをしていきましょう。             下のほうは中塗りの状態です。わかります?

細かいところは、刷毛などで仕上げていきます。
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仕上げ完了!
綺麗になりました。
とてもいいグリーンですね。

ここで発見!

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釘打ち                                     さび止め後シール処理

時よりこのようにトタンの上部に釘が打ち付けている場合があります。
シーリング処理しなければ、ほぼ確実に浸水しますね。
こういったところを
絶対に!見逃してはなりません。

またもや発見!
雨樋が外れていました。

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ボンドで接着                これでOK

もう一箇所ありました。
こちらはずれて下がっている状態でした。

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こような状態です。だいぶ下がってます。
これではうまく水が流れません。

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こちらもボンドで接着!       固定して一日置きます。なんとかなりますように・・・・

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修理前                         修理後
よかったです! 治りました!

それでは細部塗装をおこないましょう。

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それでは色を作ります。
私は外壁と屋根以外の塗装の色は全て手作りで調合します。

その家に合ったその家だけ?の色を精魂こめて作ることを大事にしていますね。
何百色とある色見本の中で探しても、残念ながら無いんですよ・・
色というのはそれぐらいシビアなものなんですね。

今回の色もとてもいい色ができました。
黒よりの濃いブラウンで、しかもそこに落ち着きをもたせることを意識しました。

濃い目のブラウンというのは、ついついはっきりした色になりがちですね。
そこに落ち着きを持たせるのが、白なんです。
いかに白をうまく使うかで、落ち着いた色になるか・・ボケッとした色になるかが決まります。

ちょっと話が長くなりましたね。
色についてはまだまだ話したいのですが、この辺にしておきましょう。

それぐらい私は色作りが好きなんです・・・・・

では、いろいろな部分を塗っていきましょう!

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シーラーを塗布します。エポキシ樹脂を塗布することで、
素材との密着を確保します。

続いてシーリング処理を行ないます。
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継ぎ目をカッターで少しカットし、シーリングの密着面を確保し充填します。

鉄部にさび止めを塗布していきます。
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ペーパーで目荒らしを施し、さび止めを塗布します。

 

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破風板塗装


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雨樋
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水切り     刷毛引き(ダメ込み)まっすぐ線を引きます。

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霧除け しっかりとラインを引いていきます。

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フード ワンポイントにグリーンを入れてみました。
おしゃれですよね・・

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雨戸 吹きつけにて仕上げていきます。

 

その他気が付いたところを処理していきましょう!

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壁に付いている電気の止め具なのですが、上から見るとこのように太いボルトで打ち付けています。
こういったところも、恐らくは大丈夫だと思うのですが、出来ればあまり水に触れさせたくないですね。
ということでシールします。
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上から見たところ                  下から見たところ

ここで注意!
上からは塞いでも、下は空けておきます。下を塞いでしまうと、万が一上からの浸水があった場合
水が抜けなくなってしまうためです。
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これで大丈夫ですね。

ベランダバルコニーの笠木廻りをシーリング処理

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蓋を外してみます                シーリングがすっかり割れていました

笠木のジョイントを外してみましたところ、中で市シーリングがすっかり割れていました。
これだけ割れていれば少なからず水が入っているはずです。
蓋を開けなければ、まず、解りません・・・・

私は長年家を塗装してきましたが、昔はベランダといえば家とは別に取り付けてあって、
水が廻るといったことは、構造的にあまりなかったように思います。

しかし、この20年くらいの間に家の作りも大分変わってきたように思います。
まず、一番変わったところといえば、ベランダが家と一体式になったことです、。

その結果、雨漏りのトラブルが非常に多くなったように思います。

一番大切なことは、まず床防水層がしっかりしていることです。
そして、意外と侮れなく、軽視されがちなのが、笠木(手摺り)廻りからの浸水です。

直接家の中に浸水することはあまりないのですが、少しずつ浸水し、ベランダ廻りの柱などを
腐らせてしまうからです。

ですから、私はその家を塗るとき、必ずベランダの笠木(手摺り)廻りを厳しくチェックします。
そして気が付いたところは、すべてシーリングします。
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プライマー塗布           シーリング               蓋をします
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蓋周りもシーリング           ついでにビス廻りもシーリング

これで大丈夫でしょう!

ビスを交換しておきましょう!

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配線を止めてあったビスが錆びていましたので、サービスにてステンレスビスに交換させていただきました。
ビスが錆びていると、そこから錆び汁が出て染みになってしまいますので・・・

エアコンのホースを巻き直して綺麗になりました。

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足場を外して完了いたしました!

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       施工前                   施工後

 

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屋根もすっかり綺麗になりました。

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施工前                施工後
剥がれた壁もこのとおり綺麗になりました。

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                     施工前

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施工後

落ち着いた素敵な家になりました。

外壁が剥がれるなど、多少のアクシデントもありましたが、諦めず・・投げ出さず・・
自分の持っている知識と技術を最大限に引き出し、精一杯!施工させていただきました。

多少のことがあっても、あわてずに私を信頼し、任せていただけたK様ご夫妻には
心より感謝いたします。
職人として一番うれしいことは、「信頼していただける」ことなのです。

「この方々は自分を信頼してくれている」
と感じるとき、その信頼に少しでも答えたいと強く思うのです。

そしてお客様に喜んでいただけたとき、はじめて私は「がんばってよかったぁ」と
思えるのです。

お客様の声をいただきました!

 

お客様の声

短い間でしたが、いろいろとお気遣いいただきましてありがとうございました。
思えばインターネットよりご依頼をいただき、どこの者とも解らない私を信頼し、
お任せ頂けたことを、本当にうれしく感じ日々施工させていただきました。

これからもまたお会いできることを楽しみに、10年後またお世話になれたらと思います。
k様ご夫妻のご健康とご多幸をお祈りいたします。

ありがとうございました!

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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